ギックリ腰になり腰が痛くて困っている。
激痛でほとんど動けないという状態はおかげさまで脱した。でもまだまだ痛い。こういう時って早く良くするためには安静にしているほうがいいのか、それともコルセットでもしっかり巻いてでも動いたほうがいいのか?こういうことで迷ったことはないですか?
動こうと思えば確かに動ける。でもまだ痛みはあるのであまり動かないほうがいいのでは?いろいろ考えてもおそらくこうなってしまうかと思います。
ただ、このことについての答えははっきしています。
じゃあその答えは何か?となりますよね。そこで今回は、ギックリ腰になり痛みはあるけれど動けるようになってきた。そんな時は安静がいいのか?それとも動いたほうがいいのか?ということについて解説をしていますのでご参考ください。
それでは始めますね。
ギックリ腰になったら安静か動いたほうがいいのか?
ギックリ腰になって痛みはまだあるけれど動けるようにはなってきた。こういう時は安静がいいのか、それとも動いたほうがいいのか?この答えは、必要な時は動いて良いけれど、それ以外はリラックスした状態で過ごしましょうということになります。
もう少しくわしく解説しますね。
二者択一は捨てる
ギックリ腰になった時に安静がいいのか動いたほうがいいのかについてはまずこの二者択一を捨てることが大事。なぜなら、ギックリ腰といっても個人差が大きく、状態によって判断すべきだからです。
ギックリ腰になり痛みがかなり強い。こういう時は安静が必要でしょう。正確には安静にせざるを得ないと言ったほうが良いですね。
逆に、ギックリ腰になったけれど大分良くなってきた。となれば動いても構いません。ただ、無理はいけないですけどね。
判断しやすい状態なら良いですが、まだ半分程度しか良くなっていない。こういう時はどうすれば良いのか?ってなりますよね。こういう時は、先ほども触れましたが必要な時は動いても良いけれど、無理に動いてはダメとなります。
このように白か黒かではなく、状態によって判断するのが良いです。だから、二者択一はダメということですね。
コルセットをして動けば大丈夫なのか?
ギックリ腰になったら安静は不要。むしろコルセットを巻いてでも動かないと筋力が落ちる。こう思う方もいるかもしれません。しかしこれは良くないですね。
痛みがある時に無理矢理動けば痛みが良くなるわけではありません。一時的に少し楽に感じることはあるかもしれませんがそれは治ったのではないのです。
少し楽に感じるからといって無理に動くと後から痛みが増すことが考えられます。だから、必要な時は動いてもいいけれど、それ以外は家にいてリラックスした状態で過ごすのが良いということになるわけですね。
ギックリ腰になってしまったら
ギックリ腰になってしまったらどうすれば良いのかについて簡単にまとめておきますね。
まず、なったばかりでかなり痛みが強い時は楽な格好・姿勢で安静にしましょう。痛みが少し引いてきて動けるようになってきたら、必要な時は動いても構いません。ただし、無理はダメですよ。
そして、動ける要になってきた場合でも、必要な時以外はできるだけリラックスした状態で過ごすこと。必ず横になっていなければいけないと言うようなことではありません。楽な姿勢でいれば良いですよということ。
そこからさらに痛みが治まってきたら、無理のない範囲で普段どおりに過ごしてもらえば良いです。コルセットについては、着けて楽なら着ける。変わらないならしなくても良いです。
ギックリ腰になるとしばらくの間はつらいと思います。ですが、しばらくの間だけです。なので、無理をせず、かといって過剰な安静も不要です。段階に応じて安静と動くことを選んでもらえばそれでOK。
こう考えると、対処法もご理解いただけたかと思います。
ギックリ腰が良くなったら
ギックリ腰が良くなって動いても大丈夫になった。そうなったらストレッチで体の手入れを始めてみてください。筋肉に疲労がたまった結果ギックリ腰になったと考えられます。なので、痛みが治まったら疲れをためないようにするためにストレッチをしてみてくださいね。
具体的なストレッチ方法については動画で紹介していますのでご参考くださいね。
最後に
ギックリ腰になった時はどうすれば良いかについて解説をしました。安静か動いていいかという二者択一ではなく、状況に合わせての判断ということがご理解いただけたかと思います。迷ってしまいがちなことですが、覚えておいていただければと思います。