腰痛になった時にやってはいけない腰痛体操

バツ 腰痛

腰痛になってしまったので腰痛体操でもすればいいかなと思っている。

腰痛体操をしようと思うことは良いことですよね。ただ、腰痛体操について知って欲しいことがあります。それは、腰痛体操と言っても腰痛に取っては良くない動作もあるということ。

どれでも良いということではないんですね。逆に悪化してしまう体操もあります。

誰でももちろんそんな体操は避けたいですよね。ではどういう体操がやってはいけない体操なのかって気になるかと思います。そこで今回は、腰痛になった時にやってはいけない腰痛体操について解説をしますのでご参考ください。

それでは始めますね。

腰を反らす体操

やってはいけない腰を反らす体操・動作

まず1つ目はこちらですね。これは最も良くない体操です。うつ伏せの状態から上半身を起こして腰を反らす体操。とにかくこれはやってはいけないと思ってください。

なぜかと言うと腰やお尻の筋肉にとって良くない動きだからです。もう少しくわしく解説しますね。

腰痛の原因は何か?

腰を反らす動作は腰やお尻の筋肉にとって負担が大きいです。なので、腰を反らす体操を続けると腰痛がひどくなることが考えられます。

腰痛の原因はいろいろありますが、一般的に多くの方が経験する腰痛の原因は筋肉が固まった結果の場合が多いです。筋肉は固まってしまうと筋肉そのものが痛みの原因になるんですね。そういう時に腰やお尻の筋肉に負担がかかるようなことをすると痛みがひどくなるということですね。

こう考えるとなぜ腰を反らす体操がいけないのかが分かってもらえたかと思います。

腰とお尻を突き上げる体操

腰痛体操

2つ目のやってはいけない体操はこちらですね。仰向けの状態から両膝を立てて腰とお尻を突き上げる体操。これも腰痛の時は良くないです。

1~2回やる程度なら問題はありません。ですが、こういう体操って何回何セットという形でやりますよね。さらに継続してこそ意味があります。一生懸命続けてしまうと、健康な時なら良い運動になりますが腰痛の時には筋肉にとっては負担になってしまいます。

一見良さそうに思えますがこれもやはりやってはいけない体操と思ってください。

立ち上がる動作の繰り返し

立ち上がる体操

3つ目は座った状態から立ち上がるという動作をくり返す体操です。これもやはりやってはいけません。そもそもイスから立ち上がる時に腰が痛む方もいると思います。そういう方は特にダメ。

イスから立ち上がる時に腰が痛むということは、立ち上がるという動作で腰やお尻の筋肉を使っているということになります。その状態で立ったり座ったりをくり返すのは、ちょっと言い方が悪いかもしれませんが自分で自分の体を痛めつけているのと同じこと。

日常生活の中で立ったり座ったりは構いません。仕方がない部分もあります。ですが、腰痛を治すために立ったり座ったりをくり返す必要はありませんしやってはいけません。

筋トレのようなイメージがあり良さそうに思えるかもしれません。ですが、筋肉にとっては負担になるだけ。だからやってはいけないということですね。

やっても良いことは?

やってはいけないことはよく分かった。じゃあ逆にやっても良いことは何かないのか?こう思った方も多いと思いますので紹介します。腰痛対策はいろいろありますが、最も簡単でおすすめなのはまずストレッチから始めることですね。

固まった筋肉が原因で痛みが出ているわけですから、その筋肉をストレッチで伸ばしてゆるめてあげる。こういうことが対策になります。

具体的なストレッチ方法については動画で紹介していますのでご参考ください。

最後に

やってはいけない腰痛体操について解説しました。良さそうに思えても、今回解説した理由によりやってはいけないということになります。筋肉が原因の腰痛なら、まずは最後に紹介したストレッチから少しずつ取り組んでみてくださいね。

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