何でなの!?
昨日まではなんともなかった。でも、今日の昼過ぎからなんとなく腰が重くなり、夕方になったらギックリ腰のような状態に・・・
特に重い物を持ったわけでもないし、急に動いたわけでもない。それにもかかわらず強い腰の痛み。不安ですよね。
ですが、こうなってしまうのにはちゃんと理由があります。そして対策も。
今回は、急な腰の痛みの原因と対策について解説しますね。
何もしていないのに痛くなる理由は明らか
何もしていないのに急に痛くなった。
その理由は単純で、急に痛くなる前までに体がギリギリの状態だったということ。疲労がたまりにたまっていたわけですね。そして、もう限界近い状態になっていた。
だから特に何もしたわけでもないのに急に痛くなったということ。
虫歯だって急に痛くなるじゃないですか。アレって要するに小さな虫歯がドンドン大きくなって最終的に痛くなったということですよね。
腰の痛みもこれと同じ。
かなり良くない状態がずっと続いていた。そして限界に来てしまったので痛みとなって表に出てきたということですね。
もう少しだけ付け加えておくと
歯って毎日磨きますよね。でも、毎日体の手入れをする人なんてほとんどいません。スポーツ選手とか、一度痛い思いをして自覚がある人は別ですが。
若い時って誰でも一晩寝れば疲れなんてホントに分からない位だったと思います。
でも、30代、40代と年を重ねるにつれて疲れが抜けにくくなりますよね。こういう状態が続くと、気力はまだまだあるけれど、その前に体が悲鳴を上げてしまうんですね。
急な腰痛はどうすればいいのか?
ギックリ腰になってしまったらどうすればいいのか?
これは痛みの強さの程度にもよりますね。例えば、痛いけど動ける人と、痛くてまったく動けない人では対応が異なります。
なので、どちらの場合でもやってはいけないことを紹介します。
動いて治そうとしてはいけない
痛くなってから腹筋とか背筋すればいいのかな?と思う方は本当に多いです。
でもこれは絶対にダメ。
なぜかというと、切り傷ができてから筋トレする人はいないでしょ?さらに、切り傷が筋トレで治ることはありませんよね。これと同じ。
痛い時は、必要な範囲で動くことはOK。でも、動いて治そうとするのはNG。絶対ダメ。
腰痛体操もダメ
筋トレがダメなら腰痛体操ならどうかな?こう思う方も多いでしょう。
でも、理由は先ほどと同じで体操といってもダメです。腰痛体操は普段腰痛にならないようにするためのものです。治すためのものではありません。
ウォーキングくらいなら・・・
ウォーキングもギックリ腰にはNG行為。
理由は先ほどまでの2つと同じ。動けば治るわけではないのです。ウォーキング自体は良いことです。ですが、腰痛を治すためのものではありません。
体力をつけたり、腰痛予防として取り組むのなら良いですが、治すために取り組むものではないのです。
まずは病院へ
ギックリ腰になったらまずは病院へ行きましょう。
大げさに思うかもしれませんが、他の病気が見つかるかもしれません。だからまずは近隣の整形外科の先生に診てもらいましょう。
そして、もう大丈夫!という状態になったら、筋トレ、体操、ウォーキングで予防するようにしてくださいね。
最後に
何もしていないのに急に痛くなると誰でもなぜかな?と思います。
ですが、今回解説したようにかなり疲労がたまっていたからこそ、特に重いものを持ったなど理由がなくても痛くなることがあるのです。
歯磨きと同じで普段のケアが大切ということですね。