「もうダメなのかな?」
腰椎分離すべり症になり、3ヶ月以上薬を飲み続けている。
それにもかかわらず、腰、お尻、足の痛みはほとんど同じ。要はずっと痛いまま。
やっぱり手術しなければいけないのか?と思うかもしれません。でも、手術をしても治るかどうか分からないし・・・
こうなると体はつらいし、気持ちも不安になりますよね。
ご安心を。
薬を飲んで痛みが変わらなくても、必ず手術が必要なわけではありません。私は今までに20年以上痛みやしびれの施術を行ってきました。その経験にもとづいて、薬を飲んでも痛いままならどうすれば良いかを解説します。
筋肉が原因の痛みに薬は効かない
腰椎分離すべり症で薬を飲んでも治らないのは、痛みの根本原因が筋肉にあるからです。
神経が圧迫されて痛みが出ているのではなく、筋肉が固まった結果痛みが出ているんだと思ってください。
こういう方、マジで多いです。
えっ!でも、MRIで神経圧迫されてるって言われたんだけど?どういうことだよ?って思いますよね。
画像上、神経圧迫の状態が写っていたのならそれは事実。でも、痛みの原因になっているのかどうかというと話は別。
痛みの状態を確認してみてください。
24時間、1秒も途切れることなくずっと痛いですか?そんなことないはずです。痛くないときもありますよね。じゃあ、痛くない時は神経圧迫がなくなったのかというとそんなことはありません。
こういう方は神経ではなく筋肉が原因。
筋肉が原因の状態に、リリカやトラムセットは効かないのです。だから、飲み続けても痛いままということになってしまう。
筋肉が原因なら筋肉をゆるめればいいだけ
腰椎分離すべり症といっても、痛みの原因が筋肉にあるなら薬を止めて筋肉をゆるめることをすればいいだけ。
そんなことでいいの?って思いますよね。
実際、そんな方を今まで山ほど施術させてもらいました。中にはタイミング良く、手術を避けることができた方も。
念のために書いておきますが、手術がダメとかじゃないですよ。必要なら受けるべき。でも、不要な手術は避けるべきです。絶対に。嫌でしょ?
筋肉が原因なら、筋肉をゆるめてもらってください。
最後に
腰椎分離すべり症が治らないと手術という選択肢が浮かんで来ると思います。ですが、みんなが必要なわけではありません。
薬でダメ、でも手術は嫌。そんな状態なら、筋肉のことを分かっている先生に体をみてもらってくださいね。