坐骨神経痛でスネの外側が痛む時の原因とストレッチ方法

スネの外側の痛み 坐骨神経痛

坐骨神経痛になりスネの外側が特に痛い。

坐骨神経痛というのは、主に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に伴って出るお尻から足にかけての痛みのこと。

その坐骨神経痛による痛みがつらいので、湿布を貼ったり病院の先生からもらった痛み止めの薬を毎日続けてちゃんと飲んでいる。それでも歩いたり、立ったままや座ったままが続くと痛くなる。こうなるとつらいし不安にもなりますよね。

ただ、坐骨神経痛といってもすべての方ではないですが、かなり多くの方の場合で湿布や痛み止めの薬よりストレッチをすることが痛みの対策になることがあります。

ストレッチと言われるとなんとなく良いようなのは分かる。でもそもそも坐骨神経痛なのになぜストレッチが良いのか?そしてもし取り組むなら具体的にどこをどうやって伸ばせば良いのか?

こういったことについて詳しく解説をしていきますのでご参考ください。

それでは始めますね。

スネの外側の痛みは何が原因?

スネの外側の痛み

坐骨神経痛でスネの外側が痛む場合、その痛みの原因として考えられるものは主に3つ。

  1. 神経
  2. 炎症
  3. 筋肉

神経が原因の痛みについて

神経が原因の痛みはイメージしやすいのではないでしょうか。例えば椎間板ヘルニアで神経が圧迫されていることによって痛みが出ている場合ですね。

実際に神経が原因の方はいます。ですが、それほど多くないと思ってもらって良いです。なぜなら、神経が原因なら24時間変わらずずっと痛みが続いているはずだからです。

スネの外側が痛む方、1日を振り返って痛みのことを思い出してみてください。1日中痛いままですか?おそらくそんなことはないはず。痛い時もあれば痛くない時もあるのではないですか?

痛い時と痛くない時があるなら神経圧迫が原因ならオカシイです。

神経圧迫は24時間同じ状態。それにもかかわらず痛くない時がある。ではその痛くない時だけ神経が圧迫されなくなったのかというとそんなことは絶対にありません。こう考えると、痛い時と痛くない時がある場合は神経以外が原因ということになるのがお分かりいただけるかと思います。

神経が原因の痛みに対しては神経に対しての痛み止めや、状態や病院の先生の診断次第にはなりますが、ブロック注射や手術が必要な場合もあります。

炎症が原因の痛みについて

続いて炎症が原因の痛みについてです。

まず炎症とは何かと言うと、簡単に言うと熱を出しているような状態と思ってもらえば良いです。人間の体というのは体の中で炎症が起きるとそれに伴って痛みが出るという仕組みになっています。

つまり、炎症が起きると痛いということ。

坐骨神経痛でも炎症によって痛みが出ている場合があります。ただそれほど長い期間ではありません。比較的早く治まることが多いです。

分かりやすい例で言うと、お風呂に入って体が温まると痛くなるような場合は炎症が起きていると考えられます。また、安静時にズキズキうずくような痛みがする時も炎症が原因の痛みと考えられます。

こういう場合は湿布のような消炎鎮痛剤が必要です。

筋肉が原因の痛みについて

最後は筋肉が原因の痛みについて。

坐骨神経痛によるスネの外側の痛みは筋肉が原因と言われてもピンと来ない方が大半だと思います。ですが、実際にはこの筋肉が原因の痛みがかなり多いと思ってください。

筋肉というのは、疲労がたまると筋肉の中にコリができてきます。肩こりのようなコリと思ってもらえば良いです。そして、そのコリを放ったらかしにしておくとどんどん増えてしまいます。その結果、広い範囲で筋肉がガチガチに固まってしまうのです。

そのように筋肉がガチガチに固まってしまうと、筋肉そのものがかなり強い痛みの原因になると思ってください。そういう状態のことを専門用語になりますが筋膜性疼痛症候群と言ってちゃんと名前が付いているんです。

筋肉が原因の痛みには特徴があります。それは、動作や特定の姿勢で痛みが出るということ。例えば、歩いていると痛くなるとか、立ったままや座ったままでいるとスネの外側が痛くなる。こういう場合は筋肉に原因があると考えられます。

坐骨神経痛の場合は主に腰、お尻、股関節周り、スネやスネの外側といった部分の筋肉が固まって痛みが出ることが多いです。

また逆に、家でリラックすっした状態でテレビを見ているような時は痛くない。そんな状態なら筋肉に原因があると考えられます。

要するに、筋肉を使って負荷がかかって痛むなら原因が筋肉にあるということですね。

こうやって見ていくと、坐骨神経痛と言っても筋肉に原因があるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

湿布や薬でも痛む理由

薬

筋肉が原因でスネの外側に痛みが出ている場合、湿布をそこに貼ったり痛み止めの薬を飲むことでは残念ながら痛みは変わりません。

なぜなら、湿布や痛み止めの薬には固まった筋肉をゆるめる作用がないからです。

先ほど少し触れましたが、湿布は消炎鎮痛剤なので炎症が原因で痛みが出ている場合には作用があります。ですから筋肉には作用がありません。また痛み止めは神経や炎症に作用はあっても、こちらも同じく筋肉には作用がありません。

なので、湿布や痛み止めの薬が良い・悪いの話ではなく、そもそも湿布も薬も筋肉が原因の痛みに対して必要な筋肉をゆるめるという作用がどちらにもない。だから、湿布を貼り続けても痛み止めの薬を飲み続けても痛みが変わらないということになるわけですね。

こう考えると、湿布や薬を続けても痛みが変わらないことが起きてしまう理由がお分かりいただけたのではないでしょうか。

こんな場合は筋肉に原因がある

坐骨神経痛

坐骨神経痛でスネの外側が痛む時、こういう状態なら筋肉に原因があると考えられる例をいくつか紹介します。

  • 朝起きた直後が痛い
  • 歩くと痛くなってきて休むと少し治まる
  • 立ったままでいると痛くなる
  • 座ったままでいると痛くなる
  • 車の運転中に痛くなる
  • お風呂上がりは少し楽に感じることがある

他にもいろいろとありますが、比較的多いのはこういったことですね。これらのうち、1つ以上に該当するようなら、今のあなたのスネの外側の痛みは坐骨神経痛と言っても実は神経圧迫や炎症ではなく筋肉が固まったことで痛みが出ていると考えられます。

スネの痛みの原因になる筋肉

さて、ここまでで大分筋肉が原因の痛みについてご理解いただけたのではないでしょうか。なので、もう少しだけ理解を深めてもらうために解説をしておきたいことがあります。

どこの筋肉が痛みの原因になりやすいかということ。

写真をご覧ください。

坐骨神経痛

女性がうつ伏せになっている写真ですね。腰とお尻にバツ印を付けているのがお分かりいただけるかと思います。

もう1枚ご覧ください。

坐骨神経痛

先ほどと同じ女性ですが、今度は仰向けになっている写真ですね。そして、股関節辺りとスネにバツ印を付けているのがお分かりいただけるかと思います。

このバツ印の部分にある筋肉が固まってしまうと、バツ印の部分だけではなくスネの外側の痛みの原因になると思ってください。

スネの外側の筋肉が原因になるのは分かるけど、腰とかお尻、股関節辺りの筋肉は随分離れているのでは?こう思った方も多いかもしれません。

確かに離れてはいますが、このように離れた部分が痛みの元になることがあるのが筋肉が固まったことによって痛みが出ている場合の特徴と思ってください。

ストレッチ方法

随分長くなりましたが、スネの外側が痛む時のストレッチ方法を紹介します。ただ、今回紹介する方法はしっかり伸ばすストレッチで、刺激としてはやや強めの方法になります。

強めだとちょっと心配という方は、動画の中で紹介している比較的軽めのストレッチ方法もありますので軽めから始めたいという方は軽めのストレッチ動画をご覧くださいね。

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最後に

坐骨神経痛によるスネの外側の痛みについて解説をしてきました。

筋肉が原因というのは意外に思った方も多いかもしれません。ですが、神経が原因の方がいるのと同じで筋肉に原因がある方もいるのもまた事実。

そして、筋肉が原因の場合は最後に紹介したストレッチが対策になります。筋肉が原因かなと思ったら少しずつ無理のない範囲で良いですから筋肉への対策を始めてみてくださいね。

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